ネットブルリーフは、海底に伏せた状態で設置するため、底曵や船曵漁法によって漁網を海底で引き、移動する場合網係りが少なく、魚礁の上を安全に通過出来る構造の魚礁です。沈設後は、魚の寄場となり、そこを生息の場所として居つき、更に繁殖させ、漁業者にとって格好の漁場となることを目的としています。
[特 徴]
- 網が絡まりにくい
網漁具との併用を前提として設計。磯刺網や船引網、五智網、小型底引網なども引っ掛かりにくい。
- 底生性魚類の蝟集性能が高い
面構造で密閉性が高く、マダイ・クロダイ・メバル・イシダイ・カワハギ類・アジ類などの蝟集効果の高さが確認されています。
- 一体打のため強堅である
現場一体打ち製作のため、強固な魚礁となります。
- 洗堀・埋没が少ない
ネットブルリーフは六角錐であり、従来の方形に比べ海底との接点付近におきる渦潮が少なくなっています。このため洗堀作用が少なく、埋没しにくい。
- 安定性に優れている
重心が低く、安定性に優れ、転倒・滑動がなりにくい。
配列方法により人工リーフにも使用できます。
- セラミックスポーラス基質材を取り付けることにより、増殖効果および海藻の着生効果が更に高まる
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